ググるは駄目?

 Googleが『ググる』を嫌っているらしい。
 私個人として見ると『ググる』という言葉の響き自体はあんまり好きではないが、適切な言葉だとは思っている。むしろ、YahooとかGoo使ってる初心者を見かけたときに「さっさとGoogleに切り替えなさい」と言ってるほどだ。
 検索エンジンはやはり現状ではGoogleが圧倒的で、だからこそ『ググる』という言葉が生まれたと思うのだが、やはり好ましいものではない事も理解できる。
 特に日本人はその言語の特性上何でも造語出来るため、どんどん略す傾向にあり、それが言葉の進化に繋がっている。しかし、その過程で歪んだものも取り込んで言葉にしてしまうため、やっぱり言葉自体は正しく使うべきだと思ってる。
 例えば『モバイル』とかは海外では恥ずかしくて言えないほどだ。もっとレベルを下げてみても『激辛』とか当たり前に感じている自分がいる。
 他国は新たな単語を作らねば表現できない。この差は圧倒的で『日本語』は本質的にあらゆる国の言葉を取り入れられる性質を持っている。
 本質的には素晴らしいが、これがプログラマーなどになると逆に致命的な弱点となる。
 オブジェクト指向。これはモノの本質を在るモノに抽象化して表現する手法だ。しかし日本人は必要に応じて(言葉ですら)カスタムする文化であるため、モノを抽象化する事に慣れていない。その辺りが日本人のオブジェクト指向技術の習得の難しさがあるのではないかと思う。
 それとは別に、海外の言語より日本語の方が意味の圧縮率が高い。その結果、同じ会話量で伝えられる量が圧倒的に違うと言う点も大きいだろう。例えば海外の活躍しているスポーツ選手のインタビューなんて長々言った後「皆さんの応援があって活躍できました」レベルな情報量しかないことが多い。日本語で『チョベリバ』(←死語)クラスの会話をしたら(外国語に)訳す方がとても大変だろう。
 元に戻って。
 『ググる』はもう日本語だろう。今から止めようとしても止まらない。同様にメジャーな2ch用語も最早(もはや)止められないだろう。汚れていく日本語も、世代を反映しているのかも知れない。

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