IPv6 DNS on Vista x64

 実際のところ、現状では2台しかないのでhostsで全然余裕に対応できてたりするんですが、ここは一応締めとしてDNSを立ててみようと思ったりしてます。
 ところがここでもまた頓挫。まず、IPv6対応DNSというのがBINDくらいしか見当たらない。仕方ないのでBINDを使ってやってみることにした……瞬間に終了。64bitOSなせいか、サービス自体を立ち上げることが出来ない。設定ファイルをセコセコと書いてたのが見事にパァ。改めてIPv6+Vista+64bitという壁がニッチであるということを思い知らされる。実際VistaがIPv6完全対応を表明していなければほとんどの企業はIPv6なんてあと10年はかかるだろうと思っていたに違いない。家電メーカーはどう考えているか知らないが、現在ネットワークを握っているのは基本的にPCだ。このPCがIPv6に対応しない限りIPv6への展開はない。
 と思いつつ振り返って見ると、フレッツ光プレミアムはIPv6(ネイティブ)だ。NTTは当面先のこのIPv6のために敢えてチャレンジしたのは目に見えている。実際にISPが対応してればそのまま使えるのだし。
 そして、それらの先行に追従すべくIPv6に挑んだが色々な面で玉砕。ただ、Vista同士での操作では操作性には問題がない。むしろブロードキャストありきのNetBIOSが〝なかなかネットワークコンピューターで欲しいPCが出てこない〟という問題が無くなったのは収穫であり、喜ぶべき点であると言える。また、名前付きパイプ以下で対処してくれたため、ファイル共有関連などは一切問題なく使用する事が出来る。
 MSによると、TCP/IPをIPv4/IPv6を共通レイヤーとして実装し直したそうだ。要するに入出力だけどちらかのプロトコルを通るだけで内部処理は同じと言うことである。その点で考えるとIPv6は十分に問題がないレベルであることが保障されているようなモノだ。個人的にはこのTCP/IPスタックの総書き換えのためだけにOSを乗り換えても良いと考えたりするくらいだ。
 ただし、やっぱりまだ一般には落ちてこないだろう。まだまだ普及に時間がかかるし、何よりメリットが少ない。そういう意味ではMSが強引にIPv6を外せなく設定したのは正しいと思う。いずれにしても初心者はIPv6なんて知らないのでデフォルトでONだろうし、判っている人でもトラブルがない限りオフにはしないだろう。何しろ今後Vistaマシンが増加するにつれ、現行のCIFS(WINS)の使い勝手が悪くなっていくだろうから。
 相変わらずMSの傲慢な押し付けだが、私はこういう方法は嫌いではない。何故なら新しい時代を前倒しにしてくれるからだ。誰かが言ってたな『進んだ針は戻せない。しかし、針は進めることは出来る』と。私はこの新しく構築されたネットワーク(と言っても見た目にはわからないだろうが)を歓迎する。
 ……元々、新しいモノ好きなだけなんだろうケドな。

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