最速ルーター選び

ここ一週間くらいかけてサーバー&ネットワーク再構築をしてきた。
LAN内をほぼIPv6に統一する方向でまとめていく中で、意外と速度差が出たのがルーター。

で、ルーターはどれが最速なんだろうと思い立って適当に比較してみた。
具体的に数値をメモってる訳ではないので参考&忘備録程度に。

前提条件:最速の定義


  • ping応答速度
  • ooklaスピードテストの結果(Tokyo)

最速ルーターはどれ


  • IPv4:NTTひかり電話ルーター
  • IPv6:サーバーPC+VyOS

ということだった。

IPv4ルーターに求められる性能

IPv4のルーターは意外と処理が重たい。一番はNAT処理。プライベートからグローバルへの変換+記憶が重たすぎる。そのために専用機器があるのも頷ける。
ここでハードルーターとソフトルーターを考えてみる。業務用の上位ルーターを除き、一般的な家庭ルーターは専用機器に見えがちだが実はコストダウンのために汎用CPU+linuxという構成になってる。
例えばバッファローなんてタブレットPCクラス(ATOMあたり)のCPUにlinuxが乗っかってるだけだ。
となると、2万前後のルーターは意外と性能が低くてイマドキのタブレットPCにギガイーサがついていればソッチの方が速いということが当たり前にある。

専用機器ということで専用チップ(ASIC)などが載っていればかなり高速になるが、そんなハードはそうそうないし高い。
そんな中で比較した中ではNTTの標準品ひかり電話ルーターが最速だった。さすが専用チップ設計といったところ。
噂では大した機能ないのに定価6万クラスらしい。

という訳で、IPv4ルーターの順位は以下の感じ。

NEC(IX系) => ひかり電話ルーター > VyOS > YAMAHA > Aterm > バッファロー

VyOSは載せてるPCによって変わるだろうけど、i5-3330+最廉価マザー+オンボ蟹+Hyper-V(他のアプリ動いてる状態)でこの結果。
入手やコストを考えたらひかり電話ルーターに決定。
YAMAHAなんかは思ったより性能でない。使いやすいんだけどね。

IPv6ルーターに求められる性能

IPv6ルーターは比較的処理が軽い。あまり複雑な制御しないのでそんなに差がでない。
とはいえ、10年前のYAMAHA RTX1200とNTTひかり電話ルーターを比べたらスループットに大きな差があった(NGN速度計測)
RTX1200が上下400Mbpsに対し、NTTひかり電話ルーターは700Mbps前後。
実際にはNGN直結で使わないかぎりそこまで出ないのでRTX1200でも十分かなと。
ここでもVyOSは十分速かった。

環境+知識あればソフトルーターがオススメ

サーバーが立ってる環境前提になるが、サーバーの余ってるリソースでVyOS動かしてるだけで家庭用ルーターより高速な環境が出来るということがわかった。

ただ、仮想PCの怖いところはOSが落ちたらルーターが止まるという点。HYPER-VなんてWindowsなのだから少なくとも月に一度はUpdateかかるのは確定だし。

かと言ってHyper-Vマシン2台でVRRPとかも本末転倒すぎて困る。
じゃあどうするのかって考えたら以下の構成が結構良さそう。


  • RTX1200+VyOSでVRRP

基本VyOSが主として動いていて再起動中はRTX1200が受け持つ。
こうすれば細かな制御しつつも十分な速度が出せるんじゃないだろうか。

VyOSなどで必須のスペック

じゃあ余りもののPCでどの程度でるのか。
普通の家庭用ルーターを超えるには、以下のスペックがあればいい感じ。
  • クロックはあまり要らない。セレロン程度でも十分。
  • ギガ処理するには2コアは欲しい。
  • CPUのキャッシュサイズ最重要。セレロン程度のキャッシュでは全くでない。
  • ついでメモリ速度がある方がいい。
  • メモリサイズは256~512くらい
という傾向だった。古いCPUならXeon辺りのキャッシュがいっぱい載ってるハードがオススメ。
知識が有る人なら中古のサーバー機を買って組んでみるのもいいと思う。
古いPCは電力食うけどね。


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